sea kayaking : photo by S, Sep 2009, Cape Cod

sea kayaking : photo by S, Sep 2009, Cape Cod

せっかくだからアメリカの自然も満喫しなきゃね、ということで、

女子モードから一転、アウトドアの世界へ・・どっちもある意味激しいが(笑)

Shimakoボストンの旅も佳境にさしかかった金曜日、皆でシーカヤッキングを楽しもうじゃないかと、Sの友人Lと連れ立ち朝からケープコッドへ向かう。

しかし

アザラシも見れるしちょっと腕筋肉痛にはなるけど楽しいよ〜〜と嘯き、望遠レンズなんかも積み込んで意気揚々と出かけたわりには

撮った写真はこの出発前の一枚のみ。

・・

そう、お決まりの、、

THE・サバイバルが待ち受けていたんですね(笑)

いやー・・ほんと、今だからこそ笑えるハナシであって、実のところあれはマジヤバいかもと思った、とS後日談

その日は太陽の照り具合はまずまずだったのだけど、風が思ったよりあるかなといった感じ。まあでも海は特別荒れている様子もない。LとShimakoがダブルタイプに、私とSはそれぞれシングルに乗り込みカヤック3隻で漕ぎだしたが、当初そんなに抵抗はなく思えた。

ところが

岸から離れるにつれ、風は強くなる一方。そして幸か不幸か行きは追い風、漕がなくてもカヤックがどんどん前に進んでくれるほどだ。これがずっと遠浅の海岸で、風向き方向に目的地を含む島々があったからまだ良かったものの、そうじゃなければ沖へ流されていたかもしれないと思うとゾッとする。

このトリップはもしかして難易度高・・?と誰もが思い始めたその時点で引き返すという選択肢はなかったようで(笑)とにかく帰りにはこの風が止んでくれていることを祈りつつ、とりあえず、小一時間もしないうちに、とある島?というか引き潮のため海底が浮かび上がった場所にあっという間に辿り着いて流れ着いてしまった・・

さあこれからどうする?とロシアンズが眉根を寄せて相談している。しかもどうやら潮の流れは満ち方向の時間らしい。

その後、向かい風方向に漕ぎ進み始めたLアンドShimakoペア。あ、どうにか進めてる進めてる。。と思ったら、数分後に引き返してきた。やっぱり無理っぽいらしい。

また相談。今いる場所は、帰り着くべき地点とはいちおう陸続きだが、たとえせめて人気のある場所までだったとしても、湾をぐるりと陸づたいにカヤックをつれて歩くのは気の遠くなるような距離と労力だ。

経験上(こんなの自慢にもならないが)、彼らはぜったい何とかする(笑)というのが分かっているので、私はそれでも比較的お気楽にかまえていたが、片やShimakoはきっと、ものすごく不安だったにちがいない・・ゴメンよ。。

そして、最終的に彼らが出た手段は

この浅瀬を、カヤックをひっぱって歩きで戻る

って、、本気ですかい。。

まあ、実際それしかなかった。

あっちのペアのダブルカヤックはLがひっぱり、私とSのカヤックはロープでつないでSがひっぱり

勿論サーフィン用のスーツみたいなものを着てるわけでもない彼ら、浅瀬と言っても時には胸の辺りまで海に浸かりながら、ひたすら風と波に立ち向かい前に進む。

そんなロシアンズの驚異的なパワーに感動し半分可笑しくさえ思いながらも

カヤックに乗ってるだけでひっぱってもらっている私達ももはや他人事ではない。激しい波しぶきでジャケットの防水機能もあったもんじゃなく、すでに上半身はビチャビチャ・・カバーのスキマからコックピットにも水がしみ込み、お尻も冷たい。動いてないと凍え死にそうに寒いから、ひたすらパドリングしてみる。

そんな調子で一時間以上は経っただろうか、途中から両ペアの向かう方向が微妙にちがってきていて、気づけば相手は2時の方角の随分遠くにいる。わざとなのか、それとも気づいてて知らんぷりし我が道を行っているのか・・もう私には意味がわからないからしばらく無視していた。が、ようやくお互いがそれを正さなければと認識しはじめたようで、とりあえず私達はあっちのペアが向かう方向に進行の向きを変え、そしてむこうもしばし立ち止まってくれた。

そこでShimakoがLに向かって何かをしきりに訴えているのが見える。追いつくまでにはまだ少し距離がある。なんて言ってるんだろう・・むこうもそうとう寒いだろうし、大丈夫かしら

と思っているうちに、

Lがカヤックに乗り込み、再び漕ぎ始めるのが見えた。そういえば風もすこし落ち着いてきている。そのうち私達ペアも漕ぎ始めた。

あとで聞いた話、あのときShimakoはLに、”いったいどっちに行くつもりなの!?” ”もう漕いでも大丈夫なんじゃないの!?” と必死に訴えていたそうなのだ(笑)

その後、

しばらく漕ぎつづけ、まだまだ無茶苦茶遠くに思えた帰着点には意外にあっさり着くことができ、なんとか皆無事に生還できたのだった。

とんだサバイバル劇。ああもう、ほんとに生きてて良かった・・・なんでいつもこうなっちゃうのかしら。。

ケープコッドは、もっともっと素晴らしい、楽しいところの筈なのよ。。ごめんねぇShimakoちゃん。。

ま、連れてってくれて、頑張って海を渡ってくれた彼らにはいちおう感謝(笑)帰り道では、お互いの健闘を称え合い、今回の旅2度目のロブスターディナーでしめくくり・・

after survival : photo by S, Sep 2009, Premous

after survival : photo by S, Sep 2009, Plymouth

次のエントリーで、このシリーズは最終回の予定。

8 Responses to “” k a w a i i ” B O S T O N – Survival in Cape Cod -”

  1. coyagi Says:

    ぎゃはははっっっ

    やりましたね@またもやサバイバー www
    読んでて途中爆笑しちゃった。。。ゴメン(^^;)

    いやー さすがです海でシーカヤック! 

    やりたーーーい! 

    でもネ カヌーの難しさを
    Poolwarkにて実体験している私には
    どんなにタイヘンだったことか手に取るように理解
    腕もだけど内股と腹筋が筋痛じゃな〜ぃ? 笑

    良い旅になりましたナっっ shimako嬢 ♪

    ちなみにウチにも避難用に?(ウソ)
    シーカヤックがあるのですよ(コレは本当)
    その名もスペクトラム! 洪水時には木の葉のように
    流れていくこと請け合い♪

    • fuminovskiy Says:

      >coyagiさん
      そう・・お待ちかねのサバイバーです(笑)

      シーカヤック、風と波が穏やかであればこのうえない気持ちよさなんですがね〜・・海を甘くみちゃいかんですね(汗)
      経験者ということで!さすがですね。たしかに、前回は内股筋肉痛になった覚えが・・
      でも私は上半身の使い方がまだなってないらしく、背筋や腹筋はなんともなく、腕だけが疲れてました^^;

      せっかくお持ちのその避難用(笑)カヤック・・たとえば東京周辺の海だと、どこでできるんですかね?三崎とかかな〜〜?それも楽しげ♪

  2. tsunatam Says:

    奇跡の生還おめでとう。
    この手のネタを待っていたので・笑
    やっぱりあったかサバイバルネタ(爆)

    • fuminovskiy Says:

      >tsunatamさん
      長らくお待たせしておりました!サバイバルネタ(笑)
      あまりにも予想どおり過ぎて逆につまんないくらいの展開ですよね・・(笑)

  3. reiko Says:

    なんだか大変だったみたいだけど、無事でなにより!
    みんな風邪はひかなかった??
    今回のお友達はイケメン松潤じゃなかったんだね。
    ちょっと期待したんだけど~☆
    今日こっち雪降ったよ。。2週間前まで半そで夏日だったのに!!

    • fuminovskiy Says:

      >reiko
      松潤いたらよかったなーーホント(笑)でも意外に彼、エクストリームな旅の途中で風邪ひいてダウンすること多いんだよね、思い返せば。
      その点このロシアンズたちは・・無敵(呆)いやいや、実はそうとう彼らも寒かったらしいけど。。どうにかカゼはひかずに済んだようす(笑)

      うわーそっちはもう雪?!!!さすがだ。。暖かくしてそっちもカゼひかんように・・

  4. shimako Says:

    人間、窮地に追い込まれると、なんとか英語やらジェスチャーやらで通ずるんですね、笑  この旅はもちろん、絶好調の時期でしたよ!いや、ホルモン過剰分泌ですかね 笑

    • fuminovskiy Says:

      >shimakoちゃん
      ホルモン過剰分泌!!たしかに(笑)終始アドレナリン出しまくりだったねー(爆)
      きのうL氏に会ったけど、『shimakoはボストン楽しんで帰って行ったか?』としきりに気にしてたよ(笑)


Leave a Reply